効率的なコミュニケーションを支えるBlackboard-玉川大学リベラルアーツ学部 |
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私立 |
| 玉川大学は、創立以来「全人教育」を教育理念の中心として、人間形成には真・善・美・聖・健・富の6つの価値を調和的に創造することを教育の理想としています。現在、K-12 ・大学・大学院まで約1万人が約59万㎡の広大なキャンパスに集う総合学園に発展し、幅広い教育活動を展開しています。 |
玉川大学ではリベラルアーツ学部を中心に多くの教員がBlackboardを活用して魅力的で質の高い授業作りに取り組んでおられます。その中でも今回はリベラルアーツ学部准教授バリー・マティアー先生に英語教育においてBlackboardをどのようにご使用いただいているかお話をうかがいました。
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Blackboardをどのように授業に利用されていますか?
1年生からゼミのクラスまで、受け持っているすべてのクラスでBlackboardを何らかの形で利用しています。Blackboardには便利な機能がたくさんありますが、特に便利なのは小テスト機能です。多いクラスですと学生数は総数200名にもなります。このような大人数のクラスでは、小テスト機能を活用し、同じ条件でテストを実施することができるため、学生にとってもフェアーな環境を作ることができます。また、アナウンス機能や、e-mail機能などを利用して、日々の授業で使用する資料の提供や学生との連絡もスムーズに行えます。
また、学年によっても使う機能を変えて学生が自然にBlackboardに慣れていくように活用方法を考えています。たとえば、4年生のゼミのクラスではディスカッションボードをつかって意見交換を行ったりさせていますが、これは操作が難しいわけではないですが、ある意味クリエイティブで高度な活用の仕方といえますので、1年生には資料の添付やe-mail、クイズなどといった、よりシンプルな機能を重点的に活用しています。
お使いいただく前の印象はいかがでしたか?
まず、英語教員であり英語のネイティブである私にはBlackboardは非常に使いやすいツールである、との印象を持ちました。英語以外にも多くの言語をサポートしているのがBlackboardの魅力でもあります。またそれと同時に、非常に多機能なため、「どこから始めたら良いか。」というのがひとつの課題になるな、というのが印象でした。
玉川大学ではサポート体制が整っています。サポート体制は非常に重要で、ラッキーなことに玉川大学では優れたサポート部署が私のオフィスにとても近いので、すぐに対応してもらえ、助かっています。
実際に利用してみて、その印象は変わりましたか?
導入当初に立てた「機能を使いこなす」という目標がますます意欲的に利用しようとする私のモチベーションになっています。Blackboardは時間をかけて知れば知るほど奥が深く、その可能性を探りながら、また私も学びながら教育に生かしていく手法を考えていくことはとてもやりがいがあり興味深い経験といえます。
Blackboardを導入したことで、講義はどの様に変わりましたか?
導入する前は、学生は一回授業を休んでしまうと次の授業に使う資料を入手するためにわざわざ私の研究室を訪ねて来なければならず、そのため予習に充分な時間を費やせずに次の授業に臨むということがありました。しかし、Blackboard導入後は、必要な資料のダウンロードが速やかにできるため、予習もしやすくなり、必然的に本番の授業の内容が濃くなるという利点が生まれています。
また学生同士、学生と教員のコミュニケーションという観点でも、Blackboardは貢献していると感じています。私のクラスはコミュニケーションスキルを学ぶものも多いのですが、Blackboardのe-mail機能を使った質問や、それに答えるというようなことも、最初は躊躇している学生が多いのが、徐々に活発になっていき、コミュニケーションスキルの向上のきっかけになっていると言えるのではないでしょうか?

Blackboardを使用した授業について学生さんからの反応はいかがでしたか?
全般的には、上記で述べたように学習のサポート機能として、たとえばPDFで受け取った資料を自分でプリントアウトして持参してくることができたり、自身のパソコンに保存したり、持ち運びにも都合が良いです。また学校からのお知らせ事項をオンラインで知ることができるため、とても便利だと感じているようです。
Blackboardには詳細なトラッキング機能がありますので、いつどの学生がどのアセスメントを行ったか、など学習履歴が詳しく記録されていきます。これについては、「この学生は夜中に勉強しているな。」などと私のほうは学生の学習の状況が分かるので良いのですが、学生の立場では、自分の行動をある程度把握されてしまうので戸惑う場合もあるようです(笑)。
Blackboardの中で特に気に入っている機能や便利だと感じる機能は何ですか?
まだまだ全ての機能を網羅できてはいないのですが、これまで使ってみた機能は全て気に入っています。e-mail配信、連絡機能、資料のアップロードダウンロード、ディスカッション機能などを使用することが多いのですが、その他の機能でとても気に入っているのはアンケート機能です。授業に関するアカデミックな内容から、学生生活の様子、例えば「一人暮らしですか?家族と同居していますか?」などといった質問内容のものまで、さまざまな項目について学生の状況を知ることができます。これは非常に便利で重宝しています。
Blackboardを使っての良かった面、悪かった面は何ですか?
良かった面は、繰り返しになりますが、学生と教員間のコミュニケーションがしやすくなったことです。特に、Blackboardのe-mailで送った連絡事項が学生各自の端末や携帯電話に転送される機能が非常に役立っています。
学生の中には、毎日必ずBlackboardをチェックするわけではないという者も多いので、授業の休講やその他の重要なお知らせをBlackboardを介して学生の端末に配信できるのは効率的なコミュニケーション方法だと言えます。悪かった面ですが、そうですね、私個人としてはここが良くないというのは思いつかないのですが、強いて挙げるとすれば、学生にとっては最初慣れるまでは少し大変かもしれませんね。特に1年生などは簡単な機能が分からないとしても、それについて質問するのにも躊躇したり、どこに質問すればよいか分からない、などといったこともあるようです。ただ、これも慣れていけば解消される問題といえますね。
今後、Blackboardを使ってどの様な授業をしたいですか?
基本的な授業はこれまでどおりのスタイルで行っていく予定ですが、新しいスタイルとして、今後は英会話などの授業ではビデオで会話練習の様子を収録して、その画像をBlackboard上に掲載し、相互に評価を行い、意見交換をするなどのよりアクティブでインタラクティブな授業形態に取り組みたいと考えています。
今後、Blackboard、CSKシステムズに期待することは何ですか?
様々な学部や学科の教員がどのように使って授業に役立てているか、いろんなベストプラクティスを紹介してもらいたいですね。今回私がこのようにお話させて頂いたように、事例紹介ビデオなんかが今後たくさんCSKシステムズやBlackboardから提供されるといいなと思います。
私は英語教員ですが、例えば数学の先生は他にどんな機能を便利に使っているのだろうか?こういう使い方は英語の私の授業にも違う効果をもたらすのではないか?など、自分の専門ではない学科や科目でのBlackboardの事例を見ることで、新たなアイディアに繋がるかもしれませんし、単に興味深くもありますので。その点をぜひ期待したいですね。
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